任意売却を成功させる不動産会社選びのポイントは・・・

任意売却の相談先や正式に売却を依頼する不動産業者選びは、誰もが悩むところです。どこの不動産会社でも、同じ結果になるとは限りませんし、不動産競売との日程とも兼ね合いもありますので、慎重にお考えください。

今までの経験やご相談者からの相談内容から、不動産会社選びのポイントをご紹介します。

ポイント1:不動産免許(宅地建物取引業者)を取得している不動産会社であること

不動産の免許がなければ、売却活動はもちろんのこと、不動産売買契約の締結はできません。ネットで”任売売却”と検索すると、一般社団法人やNPO法人の会社を目にします。不動産免許のない、それも非営利団体が無料で任意売却をしてくれるのでしょうか?不動産の売却を扱うボランテア団体なんてあり得ません。ご相談者から反響を得る隠れみののようなものです。そして、一般社団法人やNPO法人が所在する住所地の不動産会社を紹介されます。代表者が運営する不動産会社であれば、堂々とホームページに不動産会社も記載すれば良いのです。

ポイント2:全国24時間対応の不動産会社は、インターネット会社が運営

不動産の営業エリアが全国規模の不動産業者は、大手不動産会社の一部しかありません。任意売却を取り扱う会社はあり得ません。インターネット広告に掲載する為に、不動産会社を募集して、いかにも全国展開的な規模の大きい会社と印象を得ますが、まったく繋がりのない不動産会社のあつまりで、その各会社の実態は不明です。

ポイント3:任意売却する物件と不動産会社が近いこと

売却活動を行えば、その反響 ”今日見たい、すぐに内覧したい” というお客様が現れます。任意売却は、そういう購入希望者にもすぐに迅速な対応できなければなりません。また、必ず、ご相談者に判断を仰ぎたことやご説明したことが発生します。不動産競売という時間が制限された中での売却活動は、少しも時間も無駄にできないのです。

ポイント4:担当者の不動産営業経験や任意売却の実績が重要

任意売却は、不動産競売までの限られた時間の中で成功させなければなりません。その為、少しのミスも許されません。任意売却においてもっとも重要業務は、債権者との交渉です。不動産の営業経験、任意売却の知識がなければ、債権者にすぐに見破られ、1円でも多く資金回収をしようとする債権者との真剣交渉は無理です。

 

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ハウスパートナー株式会社 代表取締役 中島孝