固定資産税、国民健康保険、住民税を滞納すると、まず、督促状が届きます。それでも、支払わない場合には、資産を差し押さえられてしまいます。ここで、差押さえの資産とは、不動産・給与振込先の銀行口座などが一般的です。銀行口座が差し押さえになると、口座にあるはずの預金がない訳ですから、日常の生活に支障をきたしかねません。
また、不動産登記簿(甲区)に記載された差し押さえを抹消しない限り、任意売却が難しくなります。滞納額全部を返済すれば、差し押さえも抹消となりますが、少しでも債務を少なくするために、減額交渉が重要になるのです。
そこで、先日、某市役所にて固定資産税の減額交渉をしましたので、その結果をお知らせいたします。
*減額交渉は、市町村により異なりますので、必ず減額ができるとは限りません。また、今回の交渉は、一括での滞納金額支払いを前提としています。
固定資産税の減額交渉の結果
滞納金額1,850,000円 (平成26年5月現在)
内訳 税額1,150,000円 延滞金700,000円
交渉結果
約70万円の減額に成功しました
一括返済を条件に115万円を返済することで、差押さえを抹消することに合意することができました。
少しでも、債務が少なくなれば、任意売却が大変有利にすすめられます。また、債務が縮小できれば、引越費用や生活資金に廻すことも可能となります。任意売却成功するかしないかが大きく左右されます。役所との交渉は、任意売却に精通した知識と経験がもっとも必要になります。
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