任意売却の現状について(債権者の動向)

任意売却の現状について(債権者の動向)

債権者が合意する売却金額が高い

 今年の4月以降から、債権者が合意する売却価格が高めの傾向があります。以前なら、債権者が認める売却価格が、競売基準価格の1.2倍前後でしたが、現在は、ほとんどの債権者が任意売却を認めません。さらに、高い金額を要求してきます。中には、裁判所が評価した鑑定評価金額(不動産市場金額に最も近い金額)よりも、1.5倍も高い金額を設定する債権者もいました。もちろん、市場金額よりも1.5倍も高い金額であれば、任意売却は成立するはずがありません。

なぜ、債権者は高い金額を設定するのか?

それは、現在の不動産市場において、東京の都心部だけが売買取引金額が上昇している為です。しかし、埼玉県では、逆に下落傾向にあります。新築住宅などは売れ残り現場が所々で見受けられる現状があります。現在は、東京の都心部と埼玉エリアでは、不動産市場が二極化しているのです。

解決が難しくなった任意売却

債権者が設定する売却金額に対し、買主を発見できなければ任意売却は失敗です。私も、昨年は1件も任意売却を失敗しませんでしたが、今年は2物件が競売処分となってしまいました。それだけ、任意売却の解決が難しくなっているのです。

解決には、専門の知識・経験・実績等のノウハウが必要になります。

債権者の現状では、任意売却の解決には、専門の知識・経験・実績・ノウハウが必然となります。賃貸も・管理も・新築住宅も・土地も・といった総合的に何でも取り扱う不動産会社には、この任意売却のノウハウはないと言って良いでしょう。

解決が難しくなった今だからこそ、任意売却専門の不動産会社に依頼することが、解決の近道です。

 

埼玉県で、住宅ローンの滞納や不動産競売でお悩みの方は、任意売却の専門の不動産会社であるハウスパートナー株式会社に、ご相談・お問い合わせ下さい。

お客様の信頼頂けるパートナーとして、解決策をご提案します。

ハウスパートナー株式会社 代表取締役 中島孝

ハウスパートナー株式会社