今住んでいるご自宅を投資家などに売却して、そのまま賃貸として住み続ける解決方法がリースバックです。
お子様の学校や親の介護、勤務先の関係等で、「今の家は手放したくない」「そのまま居住を続けたい」、そのような方にお勧めです。
ご相談事例のご紹介
ご相談者:さいたま市在住 Y様 50歳 会社員 奥様・お子様2人
ご両親
相談内容:3年前に中古一戸建住宅を購入
価格:4800万円
借入金:4200万円(都市銀行)
残債:約4000万円
毎月160,000円の支払い 固定資産税の滞納20万円
勤務先のリストラにより、収入が激減
住宅ローンを7ヶ月間、滞納する
さいたま地方裁判所より「競売実施の通知書」が届いた
1.ご相談者の要望
・妻、子供の収入を合算すれば、毎月の支払いは継続可能
・両親の介護があるので、引越しはできない
・これから、毎月ローン返済額を支払うので、競売を取り下げてほしい
2.想定売却価格の算出(不動産査定価格)
通常売買による売却価格 4100万円
競売による落札価格 3300万円(市場価格の80%と算出)
*競売価格については推測です。
3.債権者(住宅金融支援機構)との交渉結果
・債権者は、一括でのローン返済を要求
・任意売却で不動産売却することの承諾を得る
条件:一括返済金額3500万円以上であること
・引越費用30万円を確保(最終的には、残債に充当しました)
・固定資産税滞納額20万円は、債権者の負担となる
4.売却(任意売却)と競売の比較
売却(任意売却) | 比較 | 競売 |
4000万円 | 売却価格 | 3300万円 |
0万円 | 残債(売却後) | 700万円 |
30万円(残債に充当) | 引越費用の確保 | 0円 |
3ヶ月 | 解決までの時間 | 4ケ月 |
*上記金額は概算です。
5.S様の選択と結果
ご相談から約3ヶ月で解決することができました。
S様の要望を踏まえ、そのまま住み続けることを前提に、債権者との交渉を行いました。物件の特性化から、購入者を投資家に絞り、投資家が要求するとする利投資利回りと、売却後に住み続けるための賃料とが合致した為、このプランを推奨しました。
*任意売却をするには、債権者の同意が必要となります。また、債権の残債額や不動産の地域性、属性なども交渉結果に大きく左右されます。債権者がすべて、 合意して頂けるとは限りませんが、スピードと誠意もって交渉することが大切です。そのまま、住み続ける場合には、引越し代の受領は、できない場合があります。
税金、不動産登記についてのご相談は、パートナー企業の税理士、司法書士が承ります。
リースバックのメリット
引越が不要!そのまま居住を続けることができる!
転居に必要な費用(賃貸住宅や引越など)やお子様の転向などが不要になります。また、生活環境を変えずに生活できますので、精神的負担も軽減できます。
固定費の支払いがなくなる!
固定資産税やマンション管理費などの費用負担がなくなります。
住宅ローンの支払金額よりも、安い賃料で入居が可能である!
住宅ローンの支払いよりも賃料の支払が、大幅に安くなる可能性がありますので、余裕のある生活を過ごすことができます。
将来、買戻すことも可能になる!
購入者が投資家となることで、ご親族やお子様が独立した時などのタイミングで、買戻しの相談も可能となります。
任意売却が不成立の場合、当社が不動産競売に入札します
債権者がリースバックによる売却を認めない場合や販売金額が高く、任意売却が不成立に終わった場合には、当社が不動産競売に入札し、落札を目指します。
当社が落札後には、当社と賃貸契約を締結して頂き、居住を続けることが可能となります。 (但し、賃貸契約内容や賃料設定などの条件がある場合がります)
《成約事例》