他社に任意売却を依頼中・・・今の不動産会社で解決できるか不安だ!

他社に任意売却を依頼中・・・今の不動産会社で解決できるか不安だ!

ハウスパートナー株式会社

先日、お電話にてこんなご相談がありました。

相談内容

「他社に任意売却を依頼して5ヶ月を過ぎますが、解決できるかとても不安です。ハウスパートナー株式会社で、任意売却をお願いしたい」

という内容でした。

この相談が新規(他社に依頼する前)であれば、すぐに依頼を受けるのですが、競売の進捗状況や依頼している不動産会社の販売状況などの現状が不明な為に、訪問をさせて頂き、一度お話をお聞きすることになりました。

 

そこで、依頼している不動産会社の販売活動と、競売の進捗状況に、驚きの事実が判明しました。

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 最悪、販売活動の実態 

  • 専属専任媒介契約の更新がされていない(媒介契約の最長契約期間は3ヶ月です)
  • 媒介契約の締結時の1度しか担当者と会ったことがない。
  • 案内が2回あったが、依頼した不動産会社は、立ち合いをしなかった。その結果報告もない。
  • 販売活動報告がない。
  • 最近は、電話すらない。電話をしても、お折り返しの電話もない。
  • 販売している不動産会社は、任意売却の専門ではなく、新築分譲も賃貸も管理もしている不動産会社だった。

 

 あってはならない、販売状況 

  • 東日本不動産流通機構(レインズ)に、販売図面の登録をしていない
  • 依頼している不動産会社に物件確認の問い合わせ、図面請求をしたら、売り止めで、物件を紹介しない
  • ポータルサイトには、登録されていたが、間取図が汚い
  • 債権者に対し、販売報告をしていない。よって、販売価格の値下げができない

 

 競売の進捗状況が判明 (入札期日まで、あと1ヶ月) 

競売の入札期日まで、あと1ヶ月しかない事実が判明しました。裁判所から「売却実施処分日」という通知書が届いていたことで、競売に日程が決定していました。この通知を受け取っても、内容が理解できず、担当者に電話しても繋がらず(折り返しの電話もなく)、そのまま放置していたようです。

 

相談結果(当社の結論)

これから任意売却の依頼を受けても、販売期間が1ヶ月未満と短く、しかも販売を依頼している不動産会社との媒介契約の解除手続きや債権者からの了承を得る時間がない為に、今回は残念ながら、販売の委任をお断りしました。

しかし、ご相談者には、今後の競売に日程や対策・残った残債務(住宅ローン)の取扱いなどのアドバイスすることができ、転居先のアパートや引越業者の手配までお手伝いすることで、ご理解をいただきました。

 

今回、相談を頂いた方の、間違った不動産会社選びの経緯について

インターネットで検索 (リスティング広告の上位に掲載 TV雑誌で紹介 任意売却〇〇〇〇・全国規模など、信頼できそうだったので・・・)

ネット検索した会社から、今の不動産会社を提携先として紹介された

 当社の見解 

初めに依頼(相談)した会社は、顧客情報の転売を目的としています。紹介された不動産会社は、任意売却に精通していない、売買も・賃貸も・管理もなんでも取り扱う不動産会社だったのです。残念ながら、依頼した不動産会社を選んだ時点で失敗でした。

ネットで検索した不動産会社の実態

募集の目的は、任意売却の解決ではなく、顧客情報の転売です。当社にも、毎月のように業務提携の募集通知がDMやFAXで送られてきます。DMの募集内容が「任意売却なら、簡単に依頼を受けられる・・・」というもので、業務委託費、毎月の会費、成約時に仲介手数料などが、ネットの会社に支払わる仕組みになっています。HPでは、弁護士や税理士などフォロー体制が整っている、TVに取り上げられた・・と説明をしながら、実際の売買の現場では説明内容と異なることが多いようです。

 

埼玉県で、住宅ローンの滞納や不動産競売でお悩みの方は、任意売却の専門の不動産会社であるハウスパートナー株式会社にご相談・お問い合わせ下さい。

お客様の信頼頂けるパートナーとして、解決策をご提案します。

ハウスパートナー株式会社 代表取締役 中島孝

ハウスパートナー株式会社